クンタの軽井沢日記


これは一部事実にもとづいた
フィクションです

(2006年12月)


本体はSONYだけどレンズは全てMINOLTAさ

少し早いがクリプレじゃ


「あーぁ、一眼レフデジカメが欲しーな」
「クンタの写真とかケーキの写真とかうまく撮れるんだけどなー」
クンパパはミノルタのαシリーズのフィルムカメラ、レンズセットを持ってる。
でもデジタル時代になってからはアルミケースに入れられ、棚の奥にずーっとしまいこまれてたんだ。
「やっぱり一眼レフデジカメが欲しいなー、でもレンズやストロボやもったいないなー」ってずーっと
ウジウジ考えていたらしい。
「クックンタ!ソニーが一眼レフデジカメ出したぞ!」半年前にそんなこと言ってた時があったな。

その昔、ミノルタがコニカと合併して「コニカミノルタ」になって、業績悪くてカメラ部門をソニーに
売却して、一眼レフ分野で遅れていたソニーがソニーブランドのαカメラを売り出したんだってさ。
[ふーん]

「αレンズが使えるうえ、ストロボなんかのアクセサリーも流用できるらしいぞ」
クンパパは一人興奮してる。
ぼくは女の仔の臭いのほうが興奮するけどね。
「欲しー、欲しー、欲しー、欲しーい!」ジタバタしているクンパパを横目で見てクンママが
「うるさいわね、そんなに欲しけりゃクリスマスプレゼントに魔法(ヘソクリ)で買ってあげるわよ」
「お〜、太っ腹、太鼓腹、三段腹!」
「ボコッ!」(クンパパにクンママの蹴りが入った音
かくしてクンパパは念願の「ソニーα100」をクリスマス前に手に入れたのでありました。
「わーい、これから薫太三昧の写真も芸術的なものが載せられるよ」だってさ。
有頂天になっているクンパパにクンママが言いました。「ところでわたしへのクリプレは?」
「ゾ〜」


 
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