クンタの軽井沢日記


これは一部事実にもとづいた
フィクションです

(2006年4月)


練習あるのみっ!

ゴルファー・クンママ

クンママがゴルフをはじめた。
まったくの初心者じゃあなくて330年前ぐらいにはやっていたらしい。
「コースにだって出たんだから」だってさ。
道具はバーディーママのお古を貸してもらってたんだけど、バーディーパパが
「せめてドライバーぐらいは新しいのを買わないと、今のは打ちやすさが全然違うよ」
といったので、「お古でいいのっ」って言っていたクンパパは渋々自分と同じメーカー、
同じモデルのドライバーを買ってあげたんだ。
練習場に行って打ってみたら「簡単でよく飛ぶー」だって。
バーディーパパ&ママが「一緒にコースまわりましょ」って誘ってくれたので72ゴルフで
乗用カートに乗って18ホール、プレイしました。
どうだったって聞いたら「みんながよく飛ぶ&うまい」って言ってくれたわだってさ。
クンパパたちのゴルフは早いので有名なんだ。
「練習スイングは一回だけ」
「アドレスしたらすぐ打つ」
「カートは先回りして置いておく」
などなどハーフを1時間15分でまわってしまうんだ。
バーディーパパはシングルの腕前だからクンパパはハーフで2つハンディキャップをもらうらしい。
バーディーママもすごくうまくて「いくらドライバーが飛んでも結局スリーオンで同じになっちゃうんだ」って
クンパパがぼやいていた。
そんな恐ろしい人たちと一緒にまわるのはイヤじゃと言っていたクンママも
「ボール飛ぶから結構楽しかった」ってヤル気満々です。
でも、バンカーショットは手のサンドウェッジだし、パットもOKが多いらしい。
もっと練習してね。
ぼくたちアルサンクンはキャディーさんでデビューしようかな。
「フォアー!!」

 
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