クンタの軽井沢日記


これは一部事実にもとづいた
フィクションです

(2005年3月)


クンパパ作業 ぼく応援

   電飾撤収

トナカイさんが見えないくらいあった雪が3月末になって一気に融けてきた。
ぼくのお散歩のとき足からお腹にかけてハネがあがって真っ黒さ。
だからお散歩から帰るたびにクンママに「もー、全部洗ったほうが早いわ」と
嘆かれちゃう。
これから雪が降ってもすぐ解けちゃうし、みぞれ雨みたいなびしょびしょです。

クン家のイルミネーションも例年、12月初めからバレンタインデイまでが点灯期間。
コードが雪の下に埋まってしまうから、雪が積もっているあいだは外せないんだ。
「イルミネーション巻きつけた庭木の葉っぱが芽吹く前に取り外さなきゃ」
「でも寒い日はやだな」ってクンパパは日差しの暖かい日を選んでイルミネーションを
はずし始めました。

巻きつけたときに使った長い竿を使って、一本ずつはずします。大変だね。
ぼくもクンパパがお外で作業しているあいだはテラスの陽だまりで応援さ。
「クンパパがんばれよ」
「上ばかり向いてるので首が痛い」「竿を支えてなきゃならないので腕が痛い」
すぐ休むし、まったくオジン臭いんだからクンパパは。
でも、枝も傷つけずきれいにイルミネーションを外すことができたよ。

コードを巻いて箱に入れて、また年末ね。
イルミネーションが外された木くんたちはなんかサッパリ気持ち良さそう。
冬のあいだ中、コードを枝に巻きつけられていて鬱陶しかったね。

イルミネーションが車庫にしまわれると軽井沢はいよいよ春です。

     (これでやっと電気代が安くなるわ byクンママ)

     残雪から顔を出すクロッカス

 
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