クンタの軽井沢日記


これは一部事実にもとづいた
フィクションです

(2004年12月)


デヘへっと照れるぼく


かわいいお姉さんが来たぞ

「大学生のお姉さんたちが年末のスキー学校にお手伝いに来てくれることになったぞ」
ってクンパパが興奮して話してる。
クンパパの知り合いのお嬢さんのリサちゃんとそのお友達のミミちゃんだって。
到着の日に軽井沢駅に迎えにいって、スキー学校に挨拶に行って説明聞いてから
宿舎に行きました。
でもミミちゃんが風邪気味でつらそう。

「寒い宿舎で寝かせるのは可哀そう」ってクンママが心配してたけど、
「何事も経験!」ってクンパパは厳しいよ。
そしたら夜、電話がかかってきて「ミミちゃんがお熱が出て病院に救急で行きました」だって。
クンパパ真っ青。
「ほーら言わないことじゃない」「お家に引き取りましょう」ってクンママが言いました。
クンパパは病院に駆けつけて二人をお家に連れてきました。

幸いインフルエンザじゃなくて風邪だったけど、ミミちゃんはずっとベッドで療養することになった。
心配しながらもクンパパとリサちゃんは毎日、スキー学校へお手伝いに通いました。

「クンタ、ミミちゃんが寝ているお部屋に入っちゃだめよ」ってクンママに言われてたけど、
ぼくも心配だからゲストルームのドアを開けて様子を見てきたよ。ミミちゃんはぐっすり寝てました。
胃腸にくる風邪らしくミミちゃんはお食事もできずつらそうだよ。
クンママは「娘が病気になったみたいでほっとけないわ」っておかゆを作ったりして運んであげてる。

ミミちゃん早くよくなってね。
ぼくのお祈りが通じたのか、1週間でミミちゃんも動けるようになったけど。
まだスキーは無理だからって東京に帰りました。
今度は元気にスキー学校のアルバイトに来てね。

リサちゃんもミミちゃんも元気に2月、3月にスキー学校に来てくれたよ。


      
           娘ができたみたいって喜ぶクンママ


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