クンタの軽井沢日記

これは一部事実にもとづいた
フィクションです


(2003年冬)

スノーラ大活躍!!
 
  除雪機出動だーぁ!

ついに雪が降りました。大雪注意報です。
お友達のご夫妻二組と少し早いクリスマスパーティーをやっていたらどんどん
降り積もってきます。
「静かに降ってるからだいぶ積もるぞ」ってクンパパ。お友達は「タクシー呼んで、
もう失礼するね」ってタクシー会社に電話したけど、待てど暮らせどタクシーは来ない。
クンパパが三回も催促の電話したけど「車が滑ったり、埋まったりで走れなくて
ご迷惑かけてます」で1時間半待って11時過ぎ、お友達の皆さんは一台のタクシー
に乗り合わせて帰っていきました。
雪はもう50センチ以上積もっている。

それからぼくの夜のお散歩さ。新雪をラッセルするのがめんどうだからクンパパの
後ろを歩いていたら「コラ!クンタ前歩け!」だってさ。疲れんだよねー、雪深いから。
ウンチするにもお尻が雪にもぐっちゃう。オシッコすると色がついて恥ずかしい。
でも、雪ってなんかこー、ワクワクするんだよね。これもマウンテンドックの血かな?

おうちに帰ってきたら12時過ぎちゃったけど、「今のうち雪かいておかないと
あしたの朝、悲惨なことになる」ってクンパパは除雪機のエンジンをかけたのさ。
まず車庫から門までの道、それからおうちの前の道は別荘地の奥の人たちが
通るから雪をかいておかないと車が走れない。
除雪機スノーラはエンジンの音も頼もしく雪を吹き飛ばしてゆく、始めはぎこちなかった
クンパパの操縦も調子が出てきたみたい。道を行ったり来たり車の通れる幅に除雪したよ。
ひと通り雪をかき終わって時計を見たら2時だった。
雪も小ぶりになってきたし、もう大丈夫。
クンパパは雪煙でびしょ濡れになっておうちに帰ってきた。
「機械の力ってスゴイね」「スコップでやってたら夜が明けちゃうし、身体が壊れちゃうよ」
クンパパはちょっと得意顏。
よかったね。中古スノーラ買っておいて。

    (ここまでは頑張ったけど、朝、クンパパは血圧あがってダウンしたのよ byクンママ)

 
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