クンタの軽井沢日記

これは一部事実にもとづいた
フィクションです


(2003年1月)


あけましておめでとうございます
      クンパパ手術す!

お正月が終わって4日です。
クンパパのお姉さんは「あたしはそろそろスイスに帰ろー」って言っています。
「じゃあ病院にいってきます」
「もう骨ついているかもね」などとノー天気なことを言いながらクンパパとクンママは
病院に行きました。
「クンタっ、アシィトゥァ!」まただよー。
またクンパパのお姉さんと二人です。

「いやー、完全に離れちゃいましたねー」レントゲン写真を見ながら先生はたのしそう。
「お正月に動きすぎたんじゃないすか?」
「まっ普通はこのまま固定して1ヶ月もじっとしていればくっつくんですがね」
「手術はあまりすすめませんがねー、これはスパッと折れてるんで繋がりにくいんです」
「スポーツマンなんかで早く治したい方は手術しますねー」
「手術はね、チタンのプレートとボルトで折れたところを繋ぐんですよ」

クンパパは生まれてこのかた、手術というものはされたことがない。
健康診断でやる内視鏡検査もイヤなのに麻酔して切るなんてとんでもないってビビッてます。
だらしないね。
でも結局手術することになった。

「だってシーズン券終わらないうちに滑りたいもの」だって。
クンパパっ!いい加減にしなさいっ!

入院は傷がふさがるまで20日ぐらいするそうです。
クンママの苦闘の日々の始まりです。


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