クンタの軽井沢日記

これは一部事実にもとづいた
フィクションです


(2002年12月)

お散歩道も雪化粧
  クンパパ骨折す!

暮れも押しせまって26日だよ。
ぼくはスイスから来ているクンパパのお姉さんにフランス語で「おすわり!」
(アシィトゥァ!)って言われて困っていました。
電話が鳴ってクンママがでて、お話しているうちに青くなった!
「クンパパが骨折したんだって!!」
「えーっ、いのちに別状はないの?」って、お姉さんも大げさです。
「いま病院に向かっているところで、すぐ来てくれって、お友達から電話です」
クンママはあわただしく病院に向かいました。

クンパパはスキー場で横から出てきた子供を避けようとブレーキをかけて前のめりに転んで
雪にめり込んで左肩の鎖骨を折ったのでした。
「起きたら左腕が上がらないからこれは折れてるなと思った」結構冷静なんだよなクンパパは。
そのうえスノーボートに乗るのがイヤで、スキーパトロールのお兄さんに固定してもらって、
自分で滑って降りてきたんだって。
さらに救急車も呼ぶの恥ずかしいってお友達の車に乗せてもらったんだ。なんという偏屈者!

先に病院に着いたクンママは「鎖骨を折った方がもうお二人も2時間待っています」って
看護婦さんにの〜んびり言われて愕然!!
軽井沢では鎖骨骨折が流行っているのか?
別の病院はないですか?って聞いてすぐ処置してくれる病院へ行きました。

「やーポッキリ折れていますね」とレントゲン写真を見ながら先生はうれしそう。
「まっ、骨もどして固定しておきましょう」って診察台で治療して、リュックサックの
ショルダーみたいなのでグッと両肩を引き絞られて、クンパパは胸を張っておうちに帰ってきました。
  (固定具で引っ張られているので胸を張ってしまうのだそうです)
お正月明けたらまた診察してもらうことになりました。


                (体重が重すぎるからめりこんだのよっ by クンママ)


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