クンタの軽井沢日記

これは一部事実にもとづいた
フィクションです


(2002年12月)

今年は雪が多いぞ
  クンパパはスキーすきー!

軽井沢の冬はとっても寒いってみんな言います。
気温はマイナス15度から20度くらいになるけれど、ぼくにとってはちょうどいい温度です。
おうちの中はポカポカ暖かいのでお散歩のときは冷たい風にあたれるからうれしいな。
「クンタはいいよな、厚い毛皮着てるから」と言いながらクンパパは毛糸の帽子をかぶって
手袋はめて、ダウンのコートを着込み、ボアのついたブーツを履きます。

そんなクンパパなのにスキーは大好きなんだ。
クンママが「いつもはからだ硬いくせに、ゲレンデだとどうしてあんなにお膝がやわらかく動くの!」
って感心してました。

クンパパは高校生、大学生とスキー小屋で番頭さんをしてたんだって。
朝ご飯の用意して、すんだらみんなと夕方まで滑って、少し早く帰ってきて夕飯の支度をして、
終わったらあと片付けして、夜の飲み会のお世話をして、後片付けして、寝るのはいつも12時過ぎ、
朝は6時から起きてストーブ点けてって生活を、冬中7年間したらしい。

小学校のとき好きな女の子がスキーがとっても上手で、クンパパはそのときヘタクソだったので
一念発起してがんばったのだそうです。
クンママはクンパパがゲレンデを滑ってるのを見ていると目がハートになってるけど、
ぼくが見るに腕前はまぁまぁかな。

                     (クンタめ!生意気ゆーなっ。byクンパパ)


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