クンタの軽井沢日記 これは一部事実にもとづいた フィクションです (その13) |
ルカママは優しいぞ
お散歩で会ってお友達になったおうちに初めて遊びに行きました。
お友達はルカ君、オスでまだ1歳のミックス君。
人のいない別荘の床下で生まれていたのをママに拾われたそうだ。
ルカママは優しいぞ。
お散歩で初めてぼくと会ったときは怖かったらしくてルカママの後ろに隠れちゃったくせに、
最近は「遊ぼー、遊ぼー」と跳びついてくるようになった。
「お兄さんはね、今、遊びたくないっつーの」
ルカパパはデザイン会社の社長さんだそうです。
クンパパが「あんな仕事、俺もヤリテー」と言っていたけど、ムリ、ムリ、
お金ばっかりかかるのをデザインしてボツになるのが関の山さ。
−その14へつづく−