クンタの軽井沢日記

これは一部事実にもとづいた
フィクションです


(その11)

雪をかぶった浅間山だよ

                                          

  リスさんとくるみ その一

木の葉が黄色くなってはらはら落ちてきます。
どんぐりや栗の実もたくさん落ちています。
秋になりました。
朝早くクンパパと林の中を散歩していたときのこと。
大きな木の下でオシッコしてたら上からポコンといってクルミの殻が落ちてきました。
「おー危ぶねー」クンパパは頭を抱えています。
ぼくが見上げると小さなリスさんが枝から見下ろしていました。
「なーんだリスのやつか」「よく硬いクルミの殻をきれいに半分に割って食べるよな」
と変な感心をしているクンパパ。
「こんどクルミも餌台に置いといてやろうな」だって。

        
    −その12へつづく−


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